健康診断とピロリ菌

健康診断とピロリ菌

今年の健康診断は、人生初の胃カメラを経験し、ピロリ菌の疑い等あり、濃い検査となった。

 

健康診断

健康診断そのものからして、ひどい日程であった。
あさイチからの検査にもかかわらず、海外からのお客様を迎えて3時に帰宅。
絶不調のまま検査を受け、どうぞ悪いところを指摘してくださいと言わんばかりの顔で検査を受けた。

胃カメラは一番最後であった。
鼻からの検査とし、点鼻の麻酔薬を打つ。鎮静剤は打たず。
山田孝之似の優しい看護師さんから丁寧な説明を受ける。

「右の鼻のほうが通りは良さそうです」なんて呑気に横になって、
いざカメラを通していくとかなり辛い。喉を胃カメラが通すのに飲み込むのがこんなにつらいとは。
背中をなでてもらいながら、嗚咽混じりに泣き、胃カメラを終える。

胃カメラ後の感想戦では、先生からピロリ菌の疑いありとその場で言われる。
ピロリ菌が目で見えるのか?煽りではないか?と思いながら、追加の検査も断って帰宅してしまう。

 

検査結果をもとに近所の医者へ

ピロリ菌だったのかもしれないな、確かに胃がたまに痛いかもと頭の片隅に思いながら日々を過ごす。
1ヶ月ほどして、検査結果が届いて見てみると、萎縮性胃炎の指摘。

やっぱり追加検査受けとけばよかったと思い、近所の内視鏡ができる医者を探す。
再び近所で胃カメラを受ける。

2回目の胃カメラは、初回に比べてだいぶ楽であった。
初回は麻酔が本当に効いていなかったのかもしれない...

胃カメラの所見は、胃炎だけどもピロリ菌とは断定できず。
さらに追加で、呼気試験を受けることとなった。

呼気試験

ウィダーインゼリーが入っていそうなパックに息を貯める検査を受ける。
空腹時に1パック分を。ピロリ菌のエサを食べてから20分後にもう1パック分の息を吐く。

1週間後に結果を聞きに再度医者へ。

結果はピロリ菌がいた。
小さい頃、祖母が胃炎持ちだったな... と思い出し、
逆にピロリ菌と確定して原因がわかって安心した。

除菌

大量の薬

除菌には大量の薬を1週間飲み続ける必要があった。

1日2回、毎回8錠であった。
ピロリ菌を倒すための絨毯爆撃であった。

おなかが緩くなりながらも、ピロリ菌の断末魔が聞こえる気がして戦っている感があった。
一週間の禁酒がつらかった。

 

突然のダウン

禁酒明けはビールたらふく飲んだ。

扁桃腺が腫れ、40℃近くの高熱に倒れ、全身に発疹となった。

コロナにかかってしまったらしい。

発疹があまりにひどく、未知の病な感じがあったのだが、
最終的にコロナでもそんな事があるらしいとなり、安静に過ごした。

この間、数年ぶりの禁煙と相成った。

胃カメラ、除菌、禁酒、禁煙と、目まぐるしく健康に気を使う日々であった

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